タイムis...。/yuugao
 
小さな声量に隠された「正直」と「嘘」を見分けられない。
そういうふうに言うから「時間」が登場する。

飛びたくなる気持ちを抑えながら私は
「私」というものが、いつもついてくることについて
なにも不快に思わなくなってしまうことを恐れている。

回りくどくなる私を
私自身が堕落していくと感じる半面の、その反面では
まるでどこかに冒険していくような気分でいるのです。

会話がすべてだと言っている人には
私のほうから心地よく挨拶しよう。
だって「調子」の「調」は
どこにでも現れるものだから。

---エメラルドグリーンの白衣
---白いシーツ被りのオバケ
---灰色が消えた銀の白

名残惜しいと思う私には
きっと「私」の居所がわからなくなる。
〆に締め出されそうな私は
「私」が一体どこから湧き出しているのかと思うけれど
そんなことを考えること事態が
たぶん「私」の思う壺だと
そう私は思うのです。
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