ミモザボンボンの夜に/
ゆべし
猫がお爪でミモザボンボン
ぷしゅんと割ったら
月がこぼれた
裸足の人に降りかかって
足をびちゃびちゃ言わせながら
彼は森の協会へ
神父さんたらうっかりしてて
黒猫しまい忘れてた
お口からぬるりと
猫さんお出まし
するどいお爪で
裸足の彼の黄色い脳みそ
ぷしゅんと割って
いいお顔
ごちそうさん
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