自由/吉岡ペペロ
じっと見つめていても
なにも浮き出ては来なかった
目に見えるものはそうだった
花びらを咲かせるちから
花びらと木を繋ぐちから
イメージと言語を連動させる
アーモンドにスイッチが入る
自由とは可能性を歩いてゆくことだ
ぼくは花が咲いていることよりも
花が咲いたあとにしか興味がなかった
それがなぜなのか分かるような気がした
じっと見つめていても
なにも浮き出ては来なかった
目に見えるものはそうだった
花びらを咲かせるちから
花びらと木を繋ぐちから
イメージと言語を連動させる
アーモンドにスイッチが入る
自由とは可能性を歩いてゆくことだ
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