肌に触れる風はあなたの/
 
ただそこに在る日常がいとおしく想える

夜明けが来ればおはようを

喧嘩をすればごめんねと伝える

わたしの幸せは傍にいるひとの笑顔だった

お日さまのあたたかさや

食事をするとき

きれいな空と花と

そんなものに感謝できるようになれた

戸惑いながらも

ひとかけらの喜びをつないでゆき

とくべつはなにもない

声にすらしなかったけれど

あなたの愛は届いていた

大丈夫よ、みんなわらってる

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