びっくり箱/清風三日月
 

この準備中は
嬉しくて仕方ない
楽しくて仕方ない
幸せで仕方ないんだ
思わず言いたく
なっちゃうけどね…
ここは我慢!

で、びっくり箱が
出来上がったら♪
なに食わぬ顔で
そっと箱を置いておく

箱を見つけたその人は
まるで何かを
予感してるみたいに
『何♪何なん?』
ってニコニコしながら
僕にこう言うの
『開けていい?』

『良いよ♪』

その笑顔は一気に
爆発して…
中身を見たその人は
これでもか!
くらいに喜んでくれる

ちっちゃいけれど
すごく幸せだよ
すごく幸せだった
思い出すと
泣けちゃうくらい…
幸せだった

今度はびっくり箱に
僕自身を入れたいな…

あぁ、また君に
逢いたくなったよ

元気かな…幸せな君へ
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