ホーム/うめバア
 
苦しいけれど
色鮮やかだった

恋をしていた

11時でも、12時でも
遠くても、行けた

何度でも
傷つける、と
思った

だめだった
ため息をついて
明け方

始発電車を待ちながら
ホームで

あったかい
缶コーヒーを買った
空が、薄青い、グレーになった

涙も出ないほど、かっこうわるい
ジ・エンドの後も
1日は、ちゃんとやってくる

何曜日か、何日か
それよりも
オーバーコートがばかみたいに重い

もう、冬ではないのだ
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