生きよ/ベンジャミン
ず
「生きなければ」いけないんだな
※この文章は15年ほど前に書かれたものです。「リストカット」とという言葉を知ったのは 今から6・7年くらい前でしょうか。それよりも前は「自傷癖」と呼ばれていました。私が知る限りその行動は 表面的な痛みによって内面的な痛みを一時的に忘れさせるためのものです。周りが気付いても 本人が内面の痛みに耐えられなければ止まることはありません。幸い私はこうしてここに居られますが 腕に残った傷跡は 今でも私をにらみ続けています。もうずいぶんと昔の話ですが 自分を語る上で避けては通れない消すことのできない過去でもあります。
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