君の出現/yamadahifumi
 
俺は言葉の中に一つの使命を

一つの運命を見つけた

この世は見放された過去だ

火星からも随分遠く離れている

俺の運命は

この一本のペンに培われている

君の行手を遮るものは何もない

君自身が「遮るもの」にならなければ・・・の話だが

俺が脳漿を振り絞って血道を行けば

即ち"君"が現れる
戻る   Point(0)