そんな気がした空模様/
灰泥軽茶
くしゅんと
鼻を鳴らし
あなたを思い出す
ぶるるんと
太ももが
震えたような気がして
携帯電話を手にとり
あなたを思い出す
もう会うことはないだろうけれど
どこかできっと
鼻を鳴らし
太ももが震えたような気がして
私を思い出してくれているだろう
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