ありきたりな言葉/清風三日月
 
また首を痛めた

この怪我とは
もう8年程の
付き合いになる

突如として襲われる
この激痛に
何度悶絶しただろうか

体を動かす度に
首から全身に伝わる
言葉に出来ぬ激痛
…この時ばかりは
さすがに笑ってはいられない

しかし…
思い出したよ
それでも君と
一緒に居た時は
笑って居られたんだよなぁ

不思議だなぁ…

ありきたりな言葉だけどさ…
君は僕の薬箱だったんだ

僕は君の薬箱になれていたのかな。


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