冬の星/朧月
 
木々をゆすって風がないている
寒空の中 星は全力で輝き
比べるでなく
心のままに 惜しげもなくひかる

あしあと残しあるこ
昨日へ続く跡は
だれもたどりはしないけど
道しるべになるよに

冬のあの日みたいに
君はいないけど
あたしの生きている
呼吸はしろい

木々をゆすって風がなく
あたしの心を
だれにもみせないまま
星を真似てひからせよう


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