子供の王様/こういった
きっと ありふれた速さで
壊れる君のベッドルーム
朝まで待てなくて
落ちたスポットライトの中
遠い目で主張を繰り返す
勘違いしたまま 夢
逸れる陽射しが辛いよ
僕ら眠れなくて
一人ぼっちと歌う間
怖い目で主張を翻す
そんな毎日が更新される
灯りが消えない部屋で
僕らは ずっと子供の王様
寝かしつけて欲しいけど
鳴り止まない月のコール
目覚ましが差した長針
無視したら消えた短針
目覚ましが差した長針
無視しては泣く張本人
ゆっくりと沈む国に立つ
毛布は包む
激論
ハサミの道へ切り開いて
奥へ
鳴り止まない時が凍る
そんな部屋で
僕らは きっと子供の王様
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