最後の優しさ/ジュリエット
 


僕には君が何を考えているのかわからないよ

こんなに好きなのにね

君を本当に好きなこの気持ちを今さらどうやって伝えようか

きっと君にはわかってるんでしょ

だから僕の呼び掛けにこたえないんだ

どんな声をかけても

僕には最後のときまでわからないと思ってた答え

わかってしまうことがこんなに恐ろしいことだとは思わなかったよ

「僕は一度好きになったら、一生そのことを引きずって生きてくんだ。もし、好きになった人が僕から離れて行ってもね」

いつか

こんなことを君に話したよね

きっと君は覚えててくれたんだね

君がいつまでも僕の呼び掛けにこたえてくれなくても

僕が君のことを忘れることはないでしょう

君の

最後の優しさ

今の僕には重く苦しいだけ

だけどいつか

君より大切なものを見つけたとき

君の本当の優しさが僕にもわかるはずだよね




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