Epilogue(2011)/
信天翁
振りむけずうなだれている
錆びた鉄板が貼り付いた猫背のかげ
Karmanが過去帳となって
regretが形見となって
鉛いろの空に散らばっている
北風で震えるどぶ川の淀みに
音もせず年が
声もなく齢が
沈む
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