案の定の定理。/
うわの空。
画一化され、再構築される
夥しい思考の、洗礼
の、なか
ライフルで射られた足が
ひとつの開発をはじめる
おしゃべり、が
長くなりすぎないよう、にと
区切り、ながら
息を、つきながら
細胞分裂を黙殺する
彼女の
渡り廊下は、雨ざらし
の、まま
フィルムを繋ぐように
ただ口を閉ざす
1日、酷使した両の瞳を
生臭くしたのは
わたしの怠惰から、
核が喚く
真理など、観たくもない
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