シベリウス 交響曲第六番第四楽章/葉leaf
に話し合っている)
大地が、大地とその下層にある無数の遺伝子たちが、遺伝子とその上層にある唯一の松の木が、いくつも巨大な十字を切り、二個の清潔な宗教を食した、空にまで行かないその途中の風のすみかに、鳥とその羽の捜索が、雲とその塵の改革が、製鉄工場で射出されたまま鋳造に至る憂鬱を凌いでいる、巨大なバクテリアからその無意識の高熱を噂にすると、鋭く固まった山猫の足音が叛乱し、撞着する
(ここから二歩進んで御覧なさい 右足でも左足でも頭でもかまわない その二歩に至る運動から落とされていく影の移ろいから変えられていく地面の温度から費やされていくお前の覚醒 青春の圧接された変電器具の配線の赤と青
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