冬の朝/
長谷伸太
公園のの木のように
いつも笑ってゆれているなんて
できるものか
寒い寒い
私は空気の足の裏に突き刺さる
一本の小さな氷の針だ
針を踏んで驚いたか
朝日こぼれました
もうすぐだ
もうすぐだ
馬をはこぶ車も
あんなに白く光った
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