秋の罪/攝津正
」そのものを消しはできぬか
恋しても依然性欲衰えず男女いずれもつい見てしまう
彼氏には悪い悪いと思いつつつい妄想を膨らませてしまう
風邪引きの彼氏逢瀬に来られずにわれただ独りピアノ弾いてた
彼氏さんなんで私が好きなのか?自問してみて遂に分からず
自分にはなんの魅力もない癖に愛されているのを気取ってみせる
魅力ない中年おかまの自分でも愛してくれる彼氏は素敵
なぜわれが愛されるのかわからずに鏡に向かいやはり首振る
会えなくて寂しいけれどそれはただわがままなのでじっと耐えてる
Twitterで呟いてみても寂しさは変わらぬ故に彼氏を想う
ホモホモ
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