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菜穂
歩む先は 光に満ちているのかい?
今よりも 温かな道だろうか?
ひび割れた大地も
うまく渡れるようになっただろうか?
揺らぐ足元は 飛び越えていこう
凍える風も 光射せば溶けるだろう
耳を澄ませば 葉の囁き
木々の歌
吸い込む空気は 花の吐息
木漏れ日が空を映す
記憶を奏でながら
今までも これからも
歴史はまだ始まったばかり
気づいた時が スタートだから
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