雨が如く/
TAT
年で言うなら
四十頃が六
『やいやい!!』と声をかけられたが同時に
禿げた頭に飛び蹴りと刀と草履で挨拶をして脳味噌を飛び散らせてやった
鬼火突きの不知火斬り
棒手裏剣五本の投げ縄樫木吊りで
屍については特に埋め隠す必要もあるまいと
是を打ち捨てて先を急ぐ事にした
お陰で川で洗うべし脂が増え
随分と辟易した
入鉄砲でも出女でもなし
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