空の水色/吉岡ペペロ
 

知らない町をぷらぷらと歩いた

ビルの影に空の水色が透けていた

ぼくは何に切り取られているのだろう

三次元にだろうか

四次元にだろうか

こころを入れたら

いったい世界は何次元になるのだろう

ビルの影に空の水色が透けていた

知らない町をぷらぷらと歩いた
戻る   Point(3)