パウルス・ポッター/m.qyi
私たちはそのように在る。そして、それが私たち二人に見える神の影だ。だから、あなたはそんな風に寸分違わず牛だ。但し、寸分違わずあなたである私は草は食わない。
在り続けるかは知らぬが、あなたがそこに休んだそのずっと以前から、少なくとも今まではそうだったのである。
だから、解り合えるのだ。これが、保証書なのだ。
だからあなたは草を食み、わたしは台詞を話す。
さて、あなたはそのように高貴な魂を宿しているように、どうやら私にも些細な魂が宿り、
あなたは、そのように描かれた。
だから、私はこのように話したいと思うのだ:
同じ草であるように、同じ台詞を、あなたが牛として食むように、話すにしても、
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