心に傷を/菜穂
 
人は行く
それぞれの荷物抱えて

右に左に朝日を受けながら
今日もまた
心にかすり傷をつけに・・・

傷を作る度
人は強くなる
時に傷を癒しながら
また人は成長する

喜びも悲しみも
すべては己の糧となり
無駄な事など一つもないんだ

求め続ける事が
明日への希望
探し続ける事が
生きる証

明日もまた
小さな孤独と戦っていこう


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