詮のないこと/faik
 
私の運命に貴方は

確かに通っているのだけれど

貴方の人生に私が

関わることは微塵もない


私の心に貴方は

確かに愛しさをくれるのだけれど

貴方の瞳に私が

映ることはこれからもない



それが真実

それだけの、現実


弁えることが

こんなにも難しい
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