メモ/乱太郎
言葉は「普遍/(変容)」に生き続ける
闇から削り採られたひかりに僕は生かされる
デフォルメされるいのちそして言葉の装飾画
公園には風ひとり
(忘却)肉体の未来への「透明/(腐敗)」化あるいは焼却
・・・・死の行進(歴史は蟻となる)
思想(思い/想われ)から(思え/想い出せ)へ
公園に置かれた樹の葉を読書する
通りすがりの未来瞬きもせず
悲しみそれは生きる儀式の生贄あるいは松明
ぼくがいないぼくがみえないぼくがきこえない
踏み付けた日常が風に飛ばされる
断りもなく闇に誘われて断りもなくひかりに脅される
ぎこちなく歩く影を引きずって息が切れそうだ
誤謬のない「現在/一瞬」在るそれだけの
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