制とする時/狩心
分の外側の人々の想い、その重さ、
飛び立つことが許されても尚、幾千の鶴は嘴と嘴を突刺し合って、数多の備考ですべてを穴だらけにして
そこに居るはずだった幾千の鶴を解体し、無体積肉片風情、数多のブラックホールの誕生、ばら撒きに
俺はまだ死ぬことができない、なぜならばまだ一点の星屑が残り、すべてが解体されていない
俺はすでに死んでいる、なぜならば、俺には抱えてしまったたくさんの病魔、すでに俺とは見分けられない
たくさんの会話劇、そこで行われた他人たちのボランティアイズム、俺は俺にこだわっていない、なぜならば、
消えて、消えて、死して尚、無体積肉片風情、かがり火の円陣、立ち上る塔の先端、貫く対
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