言葉/
もずず
巡り巡るのは
この体のどの部分だろう
美しいモノが何だか喧しくて
見ていられない
胃を急き立てる文字の群れは
胸を焦がして焦がして
睫毛さえも弥立つ
やっぱり誰か頭上で笑っている
せめて神様であれば許せるのに
胸の内はいつ形に出来るだろう
欲するのは
慰めでも共感でも無い
神の施しでも無く
汚れのない
修飾のない
心を射抜く
優しく残酷な
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