同じ空の下/itukamitaniji
同じ空の下
君が旅立ってから 心の何処か隅の方に
ぽっかりと穴が 空いてしまった気分になった
その穴を埋めるように 日々は流れ続ける
何事も無かったかのように 過ごしている
もっと気の利いたこと 言えれば良かったかな
酔った勢いで 昔の馬鹿みたいな思い出を持ち出したり
僕らずっと 同じ本の中の登場人物だったんだ
君と過ごした日々の話も 結構な神回だったと思う
僕らが今居る場所は あの夏の蜃気楼の向こう側さ
いくつの悲しみを 越えて来たんだろう
その度に現実を知って いつの間に幻を追い越した
強くならなくて良い どうかあの頃の君でいて
変わりゆく世界でも ど
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