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アー族 

1980年代に忽然と姿を消した、アマゾン奥地(ブラジル北西部)の未開部族。
1984年、接触を図って来たフランスの人類学者と現地通訳(隣接部族)の惨殺遺体
が集落跡で発見されて以来は確認されておらず、人数も所在も不明。


[社会]

1つの共同家屋に3、40人が男女別に暮らすという生活形態はヤノマミに似ていたが、
幼時に舌を切断する風習を持ち、明瞭な言語と豊富な語彙を放棄した部族と言われる。
「アー族」という呼称は、この自虐的慣習による不具の為、周辺部族が用いていた蔑称
に由来する。彼ら自身は「オ、オ、オ」(私、私達の意と推察される)と自称していた
と伝わる
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