詩で遊ぶ/はなもとあお
いろいろなことがあって、一度死んだような気持ちになったりしていたのだけれど、ようやく墜落するような気持ちの落ちも一段落ついてきた昨今。ずいぶんいろんな意味で空っぽになってしまった。空っぽには、何か詰めるとよさそうなのだが、それがなかなか何も受け付ける気持ちにならないところが少し病気なところ。でも、せっかく副作用の危険性ごと薬に頼った毎日を送っているのだから、そうして『空っぽ』の状態で少しずつ、働くことだけが上手くまだ毎日に組み込めないのだが、家で薬を飲んで子ども達と過ごす毎日に落ち着きが少し戻ってきた今、出来ることは何かな?と思ったところ、空っぽの私に手近に残っていたのは学術的にどうのとかは決して
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