ベートーヴェン/
小脳
消えるばかりの閃きを
認め
音読する
透明な水が
トボトボと、こぼれ続け、
とぼとぼと、こぼれ続け、
見える
オトが
見える
音が
見える
見えるすべてのものを
舌の上にて転がせて
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