petals./
れもん
窓から降りしきる花びらは
想い出の涙のように音も無く
唯、湿った空気の中に消えていった
雨音は誰も否定しない
部屋の中の孤独をひっそり温める
唯、自己愛のかたまりを照らし出す
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