ガラスの城/
TAT
ラスの城』という名の俺の詩は既に死んでしまった訳だ
その儚さを実証した訳だ
おぉやべぇ何書いたかもう憶えてねぇぜ?
だから既に損なわれ喪われた詩をもう一度以下に書いてみるがそれは
黄泉に手を伸ばし魂を引き戻すような禁忌であろうと思う
って大仰か、、w
がしかし死んだものほど美しいから
俺は気にせずに書くけど
『ガラスの城』
プレパラートのガラスを幾重にも重ねて
触れれば崩れる精緻な黄金率で
[
次のページ
]
戻る
編
削
Point
(4)