水深/nenrikigirl
 


花柄のパンツを履いたあなたなら祈ってくれるような気がして


枕には顔などないということを証明するため眠る民族


クレイジー・ソウルならコーラ割りだよね「ね」って言ってくれるだけでいい


午前5時抜け出す街の消えかかる霧の行方をひとり案じた


ひりひりとする舌のまま絡み合う リボンはうつくしいものじゃない


鍵つきのドアは蹴破り鍵のないドアはノックをしてから入る


日焼け止め塗ったあなたはクリームを挟んだ菓子のように滑った






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