昨夜から早朝/榊 慧
 
を出てなんか普通の大学で目の届く範囲で行動してほしいなら俺は無理なのでさっさと別の対象をみつけるか盆栽にでも心血をささげればいい。これが本音。悪魔で結構。

「死にたい!」
俺は、俺は、俺は、
「ただ死にたいから生きてるだけでまじメメント・モリですよ。」


撲殺してやりたいけどしていません。
放火魔は家にきません。
至って真面目に暮らしている俺のどこが悪い?
液晶画面を今殴って粉々にしたとしてもこの撲殺したい俺はただ死ぬしかないから死にたいとか、そういうのは伝わらない。
伝わらなくて当たり前なのだ。


俺は同年代にありがちな、とにかくきらきらしていない。
「死にたい。」「死ぬしかない。」
キーボードを憎悪の感情だけで叩く。憎悪、憎悪、憎悪、
「憎悪はいつ消えるのだろう」
憎悪、憎悪、憎悪
憎悪、だけの行動。憎悪で人は殺せない。殺せない。だから嫌だ。憎悪で人を殺してみたい。楽だろう。

「憎悪でなんで人が殺せないかっていうと世の中大体の人が死体になるからだよ。」
憎悪が多すぎると人はどうにかなってしまう。お前、死ねよ(殺したい)。

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