よりそいたくて/
朧月
さみしいね
そういうと君は黙り込む
まるで口をひらけば終わるみたいに
はっと顔をあげるから
僕はたちあがれない
まるで夜が明ければバラバラになるみたいに
僕らの手はなぜ
こんなにちいさいの?
だれのことも守れない
互いの存在が影のよに頼りなくて
一歩 あるけばそこにある
未来すらも待てない
どんな明日があろうと
今がなにより大切に思えて
君のカラダを抱くよ
いのちの音をきかせて
眠るための儀式
ふたりの夢をみよう
しあわせをさがしにゆこう
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