お酒の魔法/ぎよ
 
飲み会の帰り道 二人きりになったとき
きみは突然腕を組んで僕に寄り添ってきたね
そのおっきなおっぱいが肘に当たっていたよ
とってもいいにおいもしたよ
きみがあまりにセクシーでかわいくて
僕は死んでしまうんじゃないかと思ったよ
「舞い降りた天使」なんて使い古された表現だけど
ホントにきみが天使に見えたよ
きみみたいにきれいな恋人がいるんだって
胸を張って歩けたよ
さびれた街も美しく輝いていたよ
でもお酒の魔法は長くは続かなかったよ
だから僕はこんな小学生みたいな詩を書いてしまうよ
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