フィット感/
電灯虫
の狭さを発見する。
地面に接する足首は 体重50kg後半を運ぶ力を生んでくれるのに。
中空でさまようその様は 不安げに水面に顔を出す鯉に似てる。
適材適所。
たった四文字の意味には肯定感しかなかったはずなのに
逆さまで動く足首を視てる 所在無げな足の裏 血色だけは満点でも
その視線を他に転じれない。
適材適所。
フィット感ある その四文字を前にして 私が感じる「これ」は何だろう。
戻る
編
削
Point
(4)