ビトルビウス的人体図+1 Dimention ∽ 茶室/英水
 
時間を重ねて
私をはがして

核に近づいていく

例えば 
水中に転がる 
真っ赤な斑点
(おそらく、魚の血)

私は それを超えて 
鮮やかで 
無防備だ

かきまわす四肢
飛んでゆく四肢

四角く描く
空気線の中

くっきりと現れてしまう 私

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