歌好きな女/はだいろ
だから、
責任を持つことを教えることも、大事だという気もする。
すごく難しい線引きだけれど。
そこを考えない社会が、けっきょく、
原発なんてぽんぽん作ってしまうのではないのだろうか。
いや、・・・違うか。
二試合目の女の子は、
まあ、プレイもルックスも、
それなり、の子だった。
歌が好きで、ぼくの全然知らないプログレアニソンバンドの人に憧れて、
音楽の専門学校に通っているという。
ふーん、と言うしかない。
キスが好きだったので、
それなりには楽しめたが、それ以上のものはなく。
帰ったあと、
無性に、なぜか、ペットサウンズが聴きたくなる。
ぼくがペット
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)