愛を渇望する君/れもん
 
両親の喧嘩が絶えなかった記憶
永遠なんて無いと気づいてた
部屋に独りきりうずくまる

欲しいのに ここに欲しいのに
どうしても云えなかった
既にあきらめていたから

体がしくしく震える
慰めなんて無くたって生きてきた
それでもまだ

あなたにそれを求めていいですか
まやかしのような
たしかなものを
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