孤独/一 二
 


逆に世界の文化を見ると
多人数で親しむ文化が多いように感じる

私の大好きな「萌える」行為も
無常の空しさを
無意識的に感じている人々が
そこからの一時の逃避の安らぎを求めて
生まれてきているのではないかと思う

最後に述べたいことは
逃避の安らぎは
素晴らしいことであって
決して悪いことではないのだ

詩人は孤独と戦うのではなく
孤独と分かち合い
それで得たものを
他の詩人に伝えることが役目なのだ
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