Pの春/昏(ヤッカ)
 

僕がそれを
ちゃんと縫合するから
どさくさにまぎれて死んだりするな

僕はもう
星は食べられなくなったよ
あの宙に浮いていた魚も
いつのまにか消えて
君以外の声が聞こえてくる
でも心配しないでね
それでも
君のおかげで
どうにか夜に恋しないですんでいる僕だから。
・・・春だから
もっと簡単に言うと
バカみたいだけど
君を好きな僕だから


いつのまにか消えてしまわない君へ

戻る   Point(1)