Pの春/
昏(ヤッカ)
僕がそれを
ちゃんと縫合するから
どさくさにまぎれて死んだりするな
僕はもう
星は食べられなくなったよ
あの宙に浮いていた魚も
いつのまにか消えて
君以外の声が聞こえてくる
でも心配しないでね
それでも
君のおかげで
どうにか夜に恋しないですんでいる僕だから。
・・・春だから
もっと簡単に言うと
バカみたいだけど
君を好きな僕だから
ね
いつのまにか消えてしまわない君へ
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