【批評祭参加作品】小笠原鳥類×小林銅蟲「ねぎ姉さん」/KETIPA
 
が、つまるところそういう偽シシャモなのであって、「短い手足が多いし、骨の形が単純」な、サメのはらわたのような擬詩人。ウィキペディアを信じちゃったりして、みんなすなおなよい子。

さあ、そんなシシャモたちでも、まあ食えるだろうと姉さんと黒姉さん、背骨のファスナーを楽しげに開陳。うじーサファリパークにもいない、グチばかりで行動も起こさないうじ虫と、木製の乾いたゲジゲジがみっしり詰まっているのであった。バラエティの力と、ソロバン勘定でなんとか食えたもんにはなれど、4コマ目で姉さん陳謝、そこからも味は推して知るべし。でも食い物として扱わないなら、ラジオになったり扱いようはある。蓼食う虫も好き好きと言っ
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