明日を夢見る/
アクアステル
白い空の下
大きなビルディングの下
駅の高架の下
わたしは歩き君は走る
立ち止まっている奴を見て
すこしゆっくり歩いた
走る君を見て
置いていかれないように
すこし早足になった
白い空はいつもの白いままで
何も変わりはしない
この街の空洞も
埋まりはしない
もうこんなふうだと
立ち止まって
眠ってしまいたい
明日が今日と違うわけはないけれど・・・・
戻る
編
削
Point
(1)