春待ちの夜/朧月
 
星をよけて歩きたい
君の疲れをとるために
夜風もそろそろあたたかくなりました

自分のカラダを
抱くために回す腕
融けだしそうな暗闇に
負けないよに抱きしめる

意味探し
ぬくもり探し
得られないことに嘆いて
自らの影を悲しませる
その心を放って

なんのためって思いつめてる
あなたの硬い背中を
そっと なでてる
いてくれることだけで
私は救われてると 言葉にすることで
あなたが救われるなら

交換しよう 互いに
必要だという言葉
素直になっていい頃だよ
春がきているから


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