★110 アキノ、ウタ/
貴水 水海
秋の風が冷たいね
こんな時は
君にそばにいて欲しい
僕の心の空洞を
どうか
埋めて欲しい
僕の命なんか
秋の枯葉より軽くて
たとえ消えても誰もわからない
そんな気がする
いつからか
僕は
君の笑顔に未来をみるようになった
いつからか
僕は
君に対して
恋以上の感情を持つようになった
秋の枯葉のような僕を
どうか
生き返らせてくれ
それが出来るのは
君だけだよ
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