かげろう/
as
まつりのあとには
もう一度よみがえることをねがう
わたしがいる
もう二度との意味を
知らないふりで逃げようとしている
空を渡るかげろう
知らない君
町の果てへ
夢の中へ
寒い日射し 心地よい鼓動
手に入れたかった
マスクの外側が寒かった
指についた歯形を
取り除くことができるかい
ただ生きることは
あまり容易ではなかった
疑ってなんかいません
病に冒された脳は
歌うように、笑いました
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