迷惑な話/天野茂典
器を使って,ひとつの国を壊滅させる。ナチスじゃないんだ。アメリカの正義は通らない.略奪だ。
わが日本も与している。
日米安保条約があるからだ。
北朝鮮からの核攻撃を恐れる日本。
水は低キヘ流れる。イラク潰しは失敗だった。大量兵器もでてこやしない。フセインも捕まったのに。アメリカの名目はまるつぶれダ。キリコの絵画のように、旭日は輪郭をあざやかに刻み、フラットになった.いまぼくにできることはなんだろう.書くこと、そう書きまくること、それに尽きる。ぼくは一艘の舟にのる。そうしてしずかに船出するのだ。みどりの国へ。みどりの館へ。そうしてぼくは鳥になるだろう。なかない鳥に。フィトンチットをいっぱい吸って。ぼくはぼくの工房を持つのだ。なかないでも情報発信基地になるようなへいぼんな科学者になるのだ(笑)
今ぼくが読んでるのは『ナルシスの時代』だが、
次に読むのは『緑色革命」なのだ
おとなしいのだよ、ぼくは。
*谷川俊太郎の詩集
2004・11・02
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