社会/捨て彦
 
潰す
唖然としている我が家
果敢に挑戦したジェットのタキシングは
今もなお語り継がれる候補の寸評として
なだらかな簿記の記憶にうなだれる



分け前
旅立って悲観していた朧月夜の談合

分け前
隔たって
イルカの顔とその未来における流線型



ただ冷たい



自虐であって逆さまの本性ではない
無知の大っぴらなライフワーク
構造的読解
それでありえなさと分け前と
とりわけ
逆境に立たされた社長としての叔父
細くはない



均等に目分量で配置換えを修正する
ジャンパーが外れかけても議論が続いている
平然と意識するかけがえのなさと
千切れかけた矛盾の重たさ
主観が通り越す二つの柔軟な無謀



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